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スタッフブログ

暖かくなってきたら注意が必要です

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出会いと別れの季節となりました。

桜も散り始め、初夏の暖かさを観測したかと思えば雨続きで寒さが戻ってきたり、体調を崩されている方もいらしゃるかもしれません。

 

花粉症に悩まされる方も年々増えてきているので、まだ窓を開けて過ごされている方は少ないかもしれませんが、これからの時期、注意してほしいことがあります。

 

子供の転落事故です。

先日も2歳の双子の男の子が自宅マンションから転落したというニュースが流れました。

毎年必ずといっていいほど暖かくなってくると子供の転落事故のニュースを目にします。

春の陽気が暖かい4~5月、秋の気配を感じられる9~10月、子供の高所からの転落事故が増えると言われています。

 

今回はマンションにお住まいで子育て中の方に向けて、子供の転落事故と「高所平気症」について書いていきたいと思います。

 

そもそも皆さんは「高所平気症」という言葉をご存知でしょうか?

 

高い所が怖いという感覚は、実は生まれながらに持っているものではありません。

子供の頃にジャングルジムや滑り台など高さのある遊具で遊んでそこから飛び降りて、膝を擦り剝いたり骨折したりする痛みを経験することで「高い所は危険だ」という感覚が身につくと言われています。

多少の個人差はあれど、この感覚は4歳までに養われるそうです。

 

子供たちは自分の目の高さを基準にして地面との距離を判断するのですが、最近ではこうした転落事故の影響で遊具が撤去される公園が増え、遊びを通して高い所の危険を学ぶ機会が減ってきています。

そのため、高い所が怖いという感覚が十分に養われないまま成長してしまうのです。

 

特に、高層マンションのようにあまりにも地面から遠く、高さが判断しづらい環境で生活する子供たちは、自分がどれほど高い所にいるのかを感覚的には理解できず「高所平気症」になりやすいと言われています。

 

【子供は遊びの天才】【好奇心の塊】とよくいいます。

 

公園の滑り台で頭から滑ってみたり、ジャングルジムで逆さづりになってみたり、川や池があれば行ってみたくなる、細い所があれば入ってみたくなる、塀があれば登ってみたくなる…

 

思い返してみれば私自身の子供時代もそうでした。

泳げもしないくせに川に近寄ってみたり、汚れなど気にすることなく細く暗い場所に足を踏み入れてみたり、どう見ても折れそうな木を疑うことなくスイスイ猿のように登ってみたものです。

それほど子供というのは本能的に興味や関心を持って動き回る生き物です(笑)

 

マンションのベランダの柵の高さは建築基準法で110㎝という基準があり、最近ではそれより高い柵が設置されていますが過信してはいけません。

 

当たり前のことですが子供は日々成長していて、昨日出来なかったことが今日になればできてしまうのです。

ベランダのエアコンの室外機や植木鉢などを踏み台にして乗り越えてしまうこともあります。

 

4~5歳の子供は5等身くらいで頭の割合が大きく重いので、身体の重心は大人に比べ高く、年齢が小さいほど不安定なので、ベランダから身を乗り出せば簡単に落下してしまう可能性が高いのです。

 

特に、子供だけが室内に取り残されている状況で起こる転落事故が多いそうです。

 

子供というのは親がそばにいなくなり、不安を感じ耐えられなくなるとなんとかして親を探そうとします。

親が外にいると感じたら覗きたくなるものです。

 

1階からのちょっとした転落ならまだしも高層階からの転落はケガでは済みません。

それはもう取り返しのつかない死です。

そういった最悪の事態を防ぐためにも、就学前のお子さんだけを残して外出するのは少しの時間だからと過信せず極力避けてほしいと思います。

 

【マンション下のゴミ置き場にゴミを出しに行っていた間に12階で留守番をしていた4歳の女児がベランダから転落】【兄弟の忘れ物を届けるため1階に降りている間に妹と留守番をしていた3歳の男児が転落】このように少しの時間でも転落事故は起きています。

 

子供たちの転落事故を防止するために常に鍵は施錠しておきましょう。

また、子供の手の届かないところに補助錠をつけておくのも有効です。

それから先程も前述したように、子供は踏み台代わりになるものがあれば簡単に乗り越えてしまうので、大きなゴミ箱や使わなくなった三輪車など子供の玩具等は置かないでください!

エアコンの室外機は設置必須なので対策が難しいですが、手すりから60㎝程度離して設置したり、最近では天井から吊り下げる形で設置する方法などもあります。

 

痛ましい事故を防ぐためにもマンションで子育て期間を過ごす場合は「高所平気症」のリスクを十分理解して必要な対策はきちんと取ってくださいね♪

 

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