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7戸に1戸が居住者なし
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高齢化や孤独死が増えた今、問題になっているのが空き家問題です。
では、その空き家が増えると何が問題なのでしょうか?
■空き家が増えると…
居住者のいない住宅が過度に増えると周辺の景観が悪くなったり、犯罪の温床になったりして治安の面でも悪影響が生じる恐れがあります。
近年は台風や集中豪雨の後、片付けが進まない空き家の存在が地域全体の復興を妨げるケースも目立っています。
また、家族なども空き家を抱えると管理などに手間がかかり、経済的負担も重くなります。
■7戸に1戸が居住者なし
総務省の住宅・土地統計調査によると2018年時点で空き家は約820万戸あります。
住宅総数に占める割合から見ると7戸に1戸が空き家という水準にまで達しています。
■空き家所有者実態調査
国土交通省の空き家所有者実態調査によると、空き家を取得した理由は相続54.6%と過半数を占めます。
新築や建て替えをした後に空き家になるケース(18.8%)を大きく上回ります。
さらに25年には、1947~49年生まれで持ち家比率が高い団魂世代が全員75歳以上の後期高齢者となり、住宅の相続も増える見通しですが、子供世代はすでに自身の住宅を所有しているケースも多いため、空き家が一段と増えるきっかけとなりかねません。