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家を買うための住宅ローン審査では何がチェックされる?審査に落ちる原因は何?
カテゴリー:お役立ち情報
これから住宅を購入しようと思っている方は、足りない分の費用を住宅ローンで賄うことになると思います。
その際、ローンを受けるためには審査を通過する必要がありますが、何らかの問題があるとローン審査に落ち、家を買うための費用を用意できなくなってしまうかもしれません。
今回は、ローン審査でチェックされるポイントと、審査に落ちてしまう原因について解説します。
ローン審査に通過するためには、何に気を付けたら良いのかを把握して、万全な状態で家の購入を進めていけるようにしましょう。
□家を買うための住宅ローン審査について
ローン審査のチェックポイントについて確認する前に、まずは住宅ローン審査の概容について確認しておきましょう。
住宅ローン審査は、ローンの借り入れを希望する人がしっかりとした返済能力を持っているかや、万が一返済が止まった場合に、その不動産が担保としての価値があるかどうかを見極めるために行われます。
住宅ローン審査は、「事前審査」と「本審査」の二段階に分けて実施されます。
事前審査では主に、不動産の金額や申込者の収入、職業・勤務先がチェックされます。
事前審査に通過したら、続いて本審査の段階です。
本審査は、正式なローン申し込みをする際に受けるものなので、より詳細なチェックが実施されます。
この本審査に通過すれば、正式に住宅ローン契約を締結できます。
□住宅ローン審査でチェックされること
ここからは、住宅ローン審査において何がチェックされているのかについてお伝えします。
1.健康状態
住宅ローン審査で最も重視されるポイントは、申込者の健康状態です。
住宅ローン契約では、万が一のことがあった場合に備えて、申込者は団体信用生命保険(団信)に加入しておくことが条件になっています。
この団信に加入するためには、以前かかったことのある病気を告知する義務があり、場合によっては加入を断られてしまうこともあります。
団信に加入できないと、住宅ローンも契約できなくなってしまうため、健康状態についてはローン審査で厳しくチェックされるのです。
2.借入時・完済時年齢
借入時と完済時の年齢もチェックされるポイントの1つです。
多くの金融機関では、完済時の上限年齢を80歳に設定しています。
ローンの返済は、基本的に20年以上もの長期にわたって行われるため、完済予定時に上限年齢を過ぎていないかもチェックされるポイントになっています。
3.担保評価
万が一返済が滞納した場合に備えて、金融機関は申込者の不動産を担保にかけます。
そのため、その不動産に担保としての価値があるかどうかを、金融機関はチェックしているのです。
4.勤続年数
申込者に対して、金融機関は「安定した返済ができること」を要求しています。
その基準として、勤続年数の長さをチェックポイントに設定している金融機関が多いです。
5.年収
年収は、住宅ローンに落ちる最大の原因ともいわれています。
ここでいう年収とは、年収の額よりも、「借入金額に対してその年収で十分に返済できる能力があるかどうか」なので、無理のない範囲で返済計画を立てておけば、ローン審査も通過しやすくなるでしょう。
6.連帯保証
連帯保証人も、ローン審査において重要になるポイントです。
連帯保証人の有無は、金融機関にとっては安心した返済の判断材料になるため、きちんと連帯保証人を確保していれば、借りられる額も高くなる可能性があります。
7.国籍
住宅ローンの返済は長期間にわたって行われるため、十分な期間日本に滞在していられるかどうかも基準になってきます。
そのため、日本国籍を所有しているか、もしくは日本の永住権を持っているかもチェックされているのです。
8.債務状況・返済履歴
申込者の返済能力を見極めるためには、「個人信用情報」も大切なポイントになってきます。
個人信用情報には、ローンやカード払いの滞納状況をはじめとした、金融情報が記載されているため、返済能力の有無を見極めるために、金融機関はこの情報を重要視します。
□住宅ローン審査に通らない原因は何?
*返済比率が高い
返済比率とは、年間のローン返済額が年収に占める割合のことです。
返済比率を考慮してローンを申し込まないと、収入に対する借金額が高すぎるとみなされ、ローン審査に通らなくなってしまうかもしれません。
一般的には、年収の25~35%が返済比率の目安なので、この範囲内でローン計画を作成していきましょう。
*借入時の年齢が高い
多くの金融機関では、完済時の上限年齢を80歳に設定しているため、借入時の年齢が高いと十分な返済期間を用意できなくなってしまいます。
その結果、完済できる可能性が低いとみなされ、ローン審査に通らない可能性が高くなってしまうのです。
*健康問題を抱えている
先程も紹介した通り、住宅ローンを契約するためには団体信用生命保険に加入しておく必要があります。
健康状態が良好でないと、この保険に加入できなくなってしまうため、ローンを受けられなくなってしまうのです。
*金融事故の履歴がある
カードやローンの支払いが滞っていたり、返済が不可能になったりすると、その情報はいわゆる「ブラックリスト」に載り、信用情報機関に一定期間保存されます。
信用情報については、審査において必ずチェックされるポイントなため、こうした金融事故の履歴があると、審査に通りづらくなってしまいます。
*転職後すぐのローン申し込み
転職後すぐのローン申し込みだと、収入が下がったり不安定になったりする可能性が考えられます。
こうした状態だと、安定してローンを返済できるかどうかが不安定なため、審査に通りづらくなってしまうのです。
□まとめ
住宅ローン審査では、申込者の健康状態をはじめ、お伝えした8つのポイントが主にチェックされています。
問題なく家を買うためにも、審査に通らない原因に当てはまっていないか、今一度自分の状況を見直してみましょう。
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