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不動産購入の基本的な手順や流れについて解説!
カテゴリー:お役立ち情報
不動産を購入する際には、いくつかの手順を踏む必要があります。
しかし、手順が多く複雑なため、まず何をすれば良いか分からずお困りの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産の購入の手順と実際に不動産を購入する際に気を付けるべきことについて解説します。
■不動産購入の手順と流れについて
1.問い合わせ・住宅の見学
不動産購入を希望しているエリアにはどんな物件があり、どれくらいの価格で売られているかを調べて、ある程度把握しておくようにしましょう。
大まかに目的の不動産が決まったら、更に条件を絞って検索します。
調べたうえで更に詳しく知りたいと思った不動産や、実物を見てみたいと思った不動産には、問い合わせをしましょう。
複数の不動産を見学することで、自分がこだわりたいポイントも見えてくるはずです。
2.不動産を絞り込む
不動産をたくさん調べる中で、自分が気に入った不動産をいくつかピックアップできたら、それを更に自分の希望の条件に沿って絞り込みます。
3.購入申し込みをする
不動産を絞り込んだうえで、本当に自分が購入したいと思った不動産が決まったら購入申し込みを行います。
購入申し込みを行うことで交渉を始められます。
ただし、新築のマンションの場合は、申し込み証拠金として3~10万円程度必要になることがあります。
4.住宅ローンの事前審査
不動産を購入することが決まったら、購入申し込みと同時に住宅ローンの事前審査を受けるのが一般的です。
住宅ローンを組むことはできるのか、借りられる額はいくらなのか、金融機関による事前審査が行われます。
事前審査に通らないと本格的な契約に進めないので、注意が必要です。
5.契約内容の確認
正式な契約の前に、契約書に書かれた契約内容に間違いはないか、きちんと確認するようにしましょう。
重要事項説明書や契約書のコピーをもらい、しっかり読み込むようにします。
6.契約
重要事項説明書や契約書の内容に不明点や不満がなければ契約します。
ただし、契約が一度成立しても買い手側の都合で解約する場合、手付金は放棄されるので注意が必要です。
また、契約から一定の期間を過ぎた後に解約する場合は、違約金が発生することもあるため気を付けましょう。
7.住宅ローンを申し込む
契約が成立したら、住宅ローンの正式な手続きを行います。
金融機関による事前審査、本審査を経て承認されれば、正式なローン契約を締結できます。
8.内覧を確認する
建物の完成前に契約を行う新築物件の場合は、不動産の引渡し前に完成後の状態を確認する事前内覧会が行われることがあります。
ここで状態が契約と異なる点はないか、しっかり確認するようにしましょう。
万が一問題があった場合は、引越しの日までに変更してもらえるよう依頼します。
9.残金決済をする
残金決済とは、実際の購入価格から手付金を引いた金額全てを支払うことです。
住宅ローンの借入金は、金融機関から直接不動産会社の口座に振り込んでもらえるよう頼むことも可能です。
残金の支払いが確認されたら、物件の引渡しが行われます。
10.引渡し・引越し・入居する
住宅ローンの決済が終われば、引越し・入居となります。
引渡しでは鍵の受け取り、司法書士による不動産の所有権移転登記が行われます。
引渡し時に建物の状態を再度確認し、何も問題がなければ入居します。
入居の翌年には、確定申告で住宅ローンの控除申請をする必要があるため、忘れないように注意しましょう。
■不動産購入における注意点
◎不動産の契約は法的な拘束力を持つ
不動産の売買契約のキャンセルは難しいです。
一度契約が成立すると法的な拘束力が生まれるため、違約金が発生します。
また、買い手都合の契約のキャンセルは、事前に支払った手付金が違約金として回収されます。
◎金融履歴をクリアにしておく
金融履歴がクリアではない場合、融資が全く出なかったり、出たとしても予定の金額から大幅に減額されたりすることも少なくありません。
住宅ローンの審査に通らなければ契約できず、最悪の場合解約になるケースも十分にあります。
したがって、日頃から料金の滞納や必要以上の借り入れをしないようにしましょう。
◎契約前に住宅診断を行う
中古住宅の不動産の状態を詳しく知りたい場合、契約を締結する前に住宅診断を行うと良いでしょう。
売主が事前に住宅診断をしている場合もありますが、あくまで簡易的な数字であることも少なくありません。
そのため診断内容を確認し、より多くの項目について診断したいと思ったら、不動産会社に相談したうえで住宅診断を行うようにしてください。
診断費用は5万~8万円程度かかるものの、購入を検討している不動産の信頼度を確認できます。
■まとめ
不動産を購入する際は、契約書を隅々まで確認し、契約内容に間違いがないかきちんとチェックするようにしましょう。
一度契約が成立すると解約するのは難しく、一定期間を過ぎてからの契約となれば、違約金が発生することも珍しくありません。
もし、さいたま市周辺で不動産購入について気になる点がある方は、当社までお気軽にご相談ください。