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さいたま市の都市計画についてご紹介!概要や目標をお伝えします!
カテゴリー:お役立ち情報
「さいたま市」は、埼玉県内で最も大きな都市であり、首都圏でも注目を浴びる存在です。
そんなさいたま市周辺では、現在、都市計画が進行中なのをご存知でしょうか。
この記事では、さいたま市の魅力的な特徴、都市計画の目標、そしてその未来への夢を詳しくご紹介します。
さいたま市の魅力を探りながら、未来への展望を探求していきましょう。
□さいたま市はどういう街?
都市計画について探る前に、まずはさいたま市がどういう街なのかについて見ていきましょう。
*位置
さいたま市は、埼玉県内で最も大きな都市として知られ、首都圏でも重要な存在です。
そんなさいたま市は、関東平野の中央に位置し、東京から約20~40kmの距離にあります。
市域は荒川・綾瀬川などの河川に囲まれた低地と台地が広がり、春日部市・川越市・川口市・上尾市などと隣接しています。
また、自然環境にも恵まれ、見沼田圃や荒川河川敷などの緑豊かなエリアが広がっているのが特徴です。
*人口・面積/気候・風土
さいたま市の面積は約217.43平方キロメートルで、東西や南北に広がる都市です。
2020年時点での人口は1,320,453人で、世帯数は608,902世帯にのぼります。
多くの人々が集まり、多様性に富んだコミュニティが形成されています。
また、さいたま市の気候は太平洋側気候の影響を受け、冬は晴天が続き、降水量も比較的少ない穏やかな気候が特徴です。
四季折々の風景や気候を感じられ、住民にとって快適な居住地となっています。
*交通網
さいたま市は交通の要所でもあります。
市内には多くの鉄道路線が整備されており、特に大宮駅は新幹線を含む多くの鉄道路線が交差し、東日本地域へのアクセスが便利です。
道路網も発達し、東北自動車道、国道16号・17号・463号、首都高速大宮線などが都市を結びつけています。
さいたま市は交通の要衝として、多くの人々やビジネスにとって魅力的な場所となっています。
□さいたま市の都市計画が目指す目標
さて、ここからはさいたま市の都市計画の詳細について見ていきましょう。
まずは、この都市計画が掲げる目標についてです。
さいたま市の都市計画では、将来の都市像を明確にし、現在の課題に取り組むために、次のような「目指すまちの姿」を目標に掲げています。
1.環境と共生し、安全・安心で、郷土としての愛着と誇りが持てる『住み続けたくなるまち』
さいたま市が目指す「住み続けたくなるまち」は、自然環境との共生を促進し、田園地域と都市部が調和する場所のことです。
市民が安心して過ごせ、健康的な生活を享受でき、地域社会で新たな文化と個性が芽生え、郷土への愛着と誇りを育めるまちを目指しています。
2.活力があり、美しく、魅力に満ちた『訪れたくなるまち』
さいたま市が目指す「訪れたくなるまち」とは、新たな産業と観光を通じて、多彩な交流が盛んなまちのことです。
訪れる人々を魅了し、自然の美しさや歴史・文化を守り、個性が際立つ魅力的な場所として発展することを目標に掲げています。
さいたま市は、これらの目標を実現するために、持続可能な発展を推進しています。
とても魅力的な街づくりに、皆さんも少しずつ興味が湧いてきたでしょうか。
それでは最後に、都市計画の概要について見ていきましょう。
□都市計画の概要について
さいたま市の都市計画は、次の2つの要素で構成されています。
*全体構想
全体構想は、さいたま市の将来を見据えた都市計画の中核を形成しています。
この構想は以下の4つの要素から成り立っているので、それぞれの詳細を確認してみましょう。
1.将来の都市構想
将来の都市像である「目指すまちの姿」が明示されているのが、この「将来の都市構想」の部分です。
この部分では、この目標を達成するために必要な「環境」「生活」「経済」といった、3つのまちづくりの視点が明らかにされています。
これらの視点に基づいて、それらを実現するために、目指すべき「将来の都市構造」を示しています。
2.分野別の方針
都市を構成する6つの分野における方針が、ここで示されています。
これは、将来の都市構想を実現するための具体的な方針であり、区全体の基本的な方針も含まれています。
分野ごとの方針が、まちづくり全体の促進に貢献しているのです。
3.都市マネジメントの導入と推進
社会資本の費用管理を適切に行いつつ、市民の多様なニーズに対応するための構想を定めているのが、この「都市マネジメントの導入と推進」部分です。
この要素では、地域主体のまちづくりを推進するため、「エリアマネジメント」や「都市施設マネジメント」などの施策が強調されています。
これにより、効率的な都市運営が実現されているのです。
4.まちづくりの進め方
この部分では、市民・事業者・行政が協力し、パートナーシップのもとでまちづくりに取り組む方法や、地域別まちづくり構想の仕組み、都市計画マスタープランの評価と見直しについて説明されています。
これにより、市民参加が奨励され、都市計画の透明性が向上しているといえるでしょう。
これらの要素を組み合わせて、さいたま市は持続可能な都市の発展と改善に向けて、計画を進めているのです。
*地域別まちづくり構想
地域別まちづくり構想は、地域における多様な主体が役割分担のもと協働して、全体構想に即したまちづくりの構想を策定するプロセスです。
地域の実情を考慮しながらまちづくりを進めるため、特定の地域や市民、事業者からの発意がある地域を重点的に対象にしています。
これにより、地域ごとのまちづくり戦略を導入し、市民参加を促進し、地域の発展を支援していくことが期待されています。
□まとめ
この記事では、さいたま市の都市計画の目標と計画の概要を通じて、この都市の魅力と展望をご紹介しました。
さいたま市の都市計画は、魅力的な未来を築くために積極的に取り組んでいます。
今後もさいたま市は進化し続け、魅力的な都市としてさらなる発展を遂げていくことでしょう。