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バスマットだけじゃない!おすすめの珪藻土グッズ
カテゴリー:スタッフブログ
水分をサッと吸収してすばやく乾く珪藻土。
近年は珪藻土のバスマットが人気で関連する珪藻土グッズもたくさん出ています。
しかし人気の中でも「本当に便利なの?」「手入れの方法は?」と購入を迷う方も多いのではないでしょうか。
梅雨入り間近、湿気を感じさせない珪藻土に今回は着目してみました!
■珪藻土とは?
珪藻土とは、遥か昔、植物プランクトンなどが積もってできた地層のこと。太古から地球に存在する天然の素材です。
珪藻土には目に見えない無数の小さな穴が開いており、表面についた水分をあっという間に吸収する特徴があります。
また、水分量を調節する機能があり、吸収しすぎた水分は放出。
放っておいても乾いてくれるとても便利な素材なのです。
今回は珪藻土グッズのメリット・デメリットをバスマットを例に比較していきます。
他の珪藻土グッズと共通している点も多いので参考にしてみてください。
■珪藻土のメリット
◎布製バスマットよりも優れた吸水力
珪藻土を使う一番のメリットはまず、圧倒的な吸水力です。
布製バスマットは2~3人と使っていくにつれてびしょびしょになりがちですが、珪藻土バスマットは絶えず水分を吸収してカラッとした状態をキープしてくれます。
吸収するスピード・乾くスピードともに早いのが特徴です。
水に濡れた瞬間に吸収し、表面はすぐに乾いてしまいます。
使い終わった後はそのままにしても乾きますが、立てかけることでより早く乾きます。
◎選択や洗う手間が減る
布製バスマットの場合、週1回程度、素材や家族の人数によっては毎日洗濯するという方も多いのではないでしょうか?
洗濯した後は干して乾かすという一連の作業が必要になります。
しかし珪藻土の場合、こういった作業が必要ありません。
基本的にはバスタオルなどで一拭きしてから壁に立てかけるのが良いですが、それでも格段に手間を減らすことができます。
◎カビやダニの心配がない
珪藻土は布製のグッズよりも速乾性が高く、皮脂などの汚れも付きにくく落としやすいのでカビやダニが発生しにくい特徴もあります。
もちろん梅雨など湿度が高い時期は注意が必要ですが壁に立てかけておくだけでも対策に。
とても衛生的なグッズと言えます。
■珪藻土のデメリット
◎値段がやや高い
バスマットの場合、基本的に布製より珪藻土の値段が高い傾向にあります。
布製は約1000円から購入できるのに対し、珪藻土は大体2000円以上する商品が多いです。
◎布製よりも重い
布製バスマットの重さは数百グラムですが、珪藻土バスマットは1.5~3キロあるものがほとんど。
力の弱い方や幼児が扱うには少し重たいといえます。
そこまで丁寧に扱う必要はありませんが、気になる方は重さもチェックしてみてください。
◎割れる可能性がある
ガラスのようにデリケートな素材ではありませんが珪藻土も落とすと割れる可能性があります。
とくに天日干しによる変形、水に長時間濡れ続けたことによる弱体化などによって割れやすくなるので注意が必要です。
◎サラッとした触感が冷たく感じることも
春夏秋はサラッとひんやりした触感で快適な珪藻土ですが、冬には冷たく感じてしまうことも。
気になる方は珪藻土の上にバスタオルを敷くことをおすすめします。
使い終わったバスタオルで珪藻土を拭けば、メンテナンスも簡単です。
■バスマットだけじゃない!オススメの珪藻土グッズ
ここまでバスマットの珪藻土を中心に解説してきましたが、それ以外にも便利グッズがたくさんあります。
以下にご紹介しますので気になるグッズは試してみてください。
◎石鹸トレイ
ぬるつきがちな石鹸も、珪藻土のトレイなら水切れが良いので清潔な状態が続きます。
100均でも手に入るので試しやすいのもポイントです。
◎コースター
バスマットに続いて人気なのが珪藻土のコースター。
誰しもが冷たいグラスの水滴でテーブルをびしょびしょにした経験があるのではないでしょうか。
珪藻土コースターを使えばアイスコーヒーでも焼酎でもテーブルを濡らさずに楽しめます。
◎食器の水切りマット
手軽に使えて便利なのが珪藻土の水切りマット。
従来の水切りはカゴなど場所を取るものが多かったですが珪藻土なら立てかけて保管が可能。
キッチン回りをスッキリさせることができます。
◎傘立て
濡れた傘を玄関に置くと水滴が気になる方も多いのではないでしょうか?
水たまりができたまま乾かず靴に付いた泥汚れを広げてしまうことも…。
そんなときに珪藻土の傘立てがあれば水分をすぐに吸収、玄関をキレイな状態に保ってくれます。
そのまま放置しても勝手に乾いてくれるので拭き掃除をする必要もありません。
◎歯ブラシスタンド
使ったあとの歯ブラシは水に濡れているので放置していれば水垢やカビの原因となります。
そんな時に珪藻土の歯ブラシスタンドを使えばサッと水分を吸収して清潔な状態をキープ。
毎日気持ちの良い状態が続くのでおすすめです。
◎珪藻土スプーン
塩などの調味料のスプーンを珪藻土にすることで除湿剤も兼ねた一石二鳥のアイテム。
◎壁材
珪藻土の壁材は、昔からある人気の素材です。
湿度が高いときには吸湿し、湿度が低いときには放湿。
嫌な臭いも吸着してくれるので天然の空気清浄機ともいえるアイテムです。
■犬や猫などペットの水回りにもオススメ
ペットを飼っている家庭では水飲み場がびしょびしょになった経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、珪藻土のマットを敷いておけば水がこぼれても安心です。
また夏はひんやりした触感なのでお昼寝スポットとしても活躍しているご家庭が多いそう。
■カビに注意!珪藻土の手入れ・掃除方法
洗濯や洗う必要のない珪藻土グッズですが最低限の手入れは必要です。
また衛生的なグッズとはいえ、梅雨などに放置すればカビが生え、汚れも溜まってしまいがち。
以下では衛生的に使い続けるための簡単な手入れ方法をご紹介します。
◎1~2週間に一度は陰干し
特に珪藻土のバスマットの場合、安定的な陰干しをオススメします。
基本的には、安全で水に濡れない場所に立てかけておくだけでOKです。
コースターなどは使い終わったら立てかけて保管してください。
梅雨の湿度が高い時期や冬で乾燥しにくい時期などは少し頻度を上げて2~3日に一回は陰干しすることをオススメします。
◎吸い込みが悪くなってきたらサンドペーパーで軽く磨く
吸収率が落ちてきたと思ったらサンドペーパーで数回擦ってください。
表面が粉っぽくなるので湿らせたキッチンペーパーなどで拭き取ればメンテナンス完了です。
メンテナンスの頻度は数か月~年1回程度。
サンドペーパーは付属でついてくる場合もありますし、ない場合は100均でも購入可能です。
■カビ汚れに気を付けて快適な珪藻土ライフを!
珪藻土グッズは衛生的で手入れも簡単。
天然素材で安心できる万能型のアイテムです。
ですが、最低限の手入れをしないとすぐに使えなくなってしまいます。
こまめな陰干しなど心掛け、気持ちのよい生活を送りましょう。