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もうすぐ2月！新年度からの新生活に向けた賃貸物件探しのコツ
カテゴリー：スタッフブログ
4月、新学期・新生活がスタートする時期です。何度か引越しを経験している方はもちろん、進学などで初めて住まい探しをする方もいらっしゃるかと思います。早い時期から住まい探しを始めることで、選べる物件の範囲が広がるので、4月前には引越しを済ませておきたいという方は是非物件探しの参考にしていただければと思います。
■賃貸物件探しは何から始めればよいのか
日当たりの良さ、最寄駅からの距離、間取り、築年数…。希望はたくさんあると思いますが、まずは収入から家賃上限を決めましょう。いくら希望に沿った物件を見つけても審査に通らないこともありますし、審査に通って賃貸借契約を結べたところで、毎月きちんと家賃を払っていくことができなければ意味がありません。
一般的に家賃は収入の3分の1以下に抑えることがベストとされています。これは額面ではなく、手取りの金額から算出しましょう。
次に、ライフスタイルに合ったエリアを選びましょう。都心部は買い物や交通の利便性は抜群ですが、家賃の高さや治安が気になることがあります。郊外は家賃も安く、自然が多くなりますが、通勤通学に時間がかかってプライベートの時間が削られる可能性があります。学生さんは通学以外でもアルバイトなどで時間を取られることもありますので、アルバイトを見つけやすく、通学にも支障がないエリアで物件探しをすると良いでしょう。
エリアと家賃上限が決まったら次は間取りです。一般的に部屋数が増えると家賃も高くなるので、家賃相場を見ながら駅からの距離なども考慮すると希望する物件が絞れてくるでしょう。
■条件には優先度を付ける
条件決めは「あったら嬉しい条件」と「譲れない条件」で分けて考えるとよいでしょう。理想のすべてを詰め込むと家賃と折り合いがつかなくなります。
普段車移動が多い方であれば高低差があるエリアでも問題ないですが、自転車や徒歩、電車やバスなどでの移動がメインの方であれば「徒歩10分」と記載があっても実際には13分かかることもあります。逆に、徒歩13分との記載があっても駅までのルートが一本道で信号が一切ない道ですと実際は徒歩11分だったというケースもあります。また、学校や仕事で昼間はほとんど家に居ないという方でしたら、家で過ごす時間の大半は夕方以降になるため、南向きにこだわる必要はないかもしれません。
■不満は工夫次第で解消できることもある
一人暮らしを始める学生は、食費にお金が掛かることが多く、一口コンロでは物足りないと二口コンロを希望する声も多いですが、今は時短料理はもちろん、電子レンジだけで完結する「火を使わないレシピ」や、包丁を使わないレシピなども数多くあります。駅近と思ったらキッチンが狭いから…と則却下するよりも工夫とアイデア次第で解決できる条件も意外とあります。
一人暮らしの最大のメリットは自由度の高さです。その分、生活のすべてを一人でこなす必要があるため、不在時でも荷物の受け取りが可能な宅配ボックス付きの物件や、オートロック付きのマンションやアパートは人気があります。女性の方ですとお洗濯物の盗難防止にと、浴室乾燥機付きの物件や、マンション下に管理人が常駐している物件などの人気が高く、安心感もありますね♪
それから、見落としがちな方が多いのが専有面積に関する考え方です。広さ40㎡くらいと条件に挙げたところで、収納スペースの大小によってもお部屋の広さの感じ方や使用できるスペースには違いがあります。また、毎年2月頃は早め早めにと動く方がいらっしゃいますが、急ぎでなければ時期をずらして物件探しをするのもおすすめです。
毎年ゴールデンウィーク明けになると5月病や、就職先との相性に嫌気がさして引越しをされる方が一定数いらっしゃいます。この時期に物件探しをすると空室も多く、選べる物件の幅が広がり、満足のいく物件探しができることがあります。こうした人が入れ替わる時期は物件が出回りやすいので、決断力に自信がある方はこの時期のお引越しもおすすめです。
■条件の先入観は捨てる
キレイな部屋に住みたいからと築年数が浅い物件に絞って物件探しをする方は多いと思いますが、リノベーションで新築同様のキレイなお部屋は数多く存在します。
また、防犯面から1階を避ける方も多いですが、お子様がいるファミリーだと子供の足音などで苦情が来ることもなく、案外生活し易かったりします。小さい子供が走り回ったり、生活リズムが整わず夜22時を過ぎても子供が寝ないという時期は親からしたらほんの数か月でも、他人からしたら苦痛に感じられることも…。実際私も経験したことがありますが、「子供の走り回る足音、なんとかなりませんか？」と何度も階下の住人の方に言われ、昼間は夕方まで子供を外で遊ばせ、夕食とお風呂は実家で済ませ、寝かせるだけにして自宅に帰るという生活を1年程続けていた時期がありました。せっかくお金を払って家を借りているのに家にほとんど居られず、最終的には別の物件に引越しましたが、1階ですと足音などの苦情は来ないと思われます。
近隣の住民の方がどういった方なのかというのを事前に把握することができればこうした事態は避けられるかもしれませんが、実際に住んでみないと分からないことも多いため、最初の段階で考えられる問題を潰しておくことも大切です。
分譲住宅に比べて引越しをしやすい賃貸物件ですが、引越しにはそれ相応の時間と費用を要します。賃貸物件だからと軽く考えずに吟味しましょう。同じ物件に一定年数住むことで退去時の費用負担が安く済むこともあります。
弊社では新築戸建や分譲マンションだけでなく、賃貸物件の仲介もさせていただいておりますので、これからの時期、お引越しを考えていらっしゃる方はお気軽にご連絡ください。
